Archive for 12月, 2017

ポケットに入る携帯性バツグンなVRビューワー

簡易構造を採用し、携帯性に特化したビューワータイプのVRゴーグル「キャラメルVR」、価格は1280円です。本製品は、これまで紹介してきた一般的な箱型VRゴーグルではなく、レンズ部分しかないVRビューワーです。没入感は前者に劣るが、軽量かつ小型で非常に携帯しやすく、装着にも手間がかからないことが特徴です。最大の利点である携行性ですが、折りたたみ時のサイズは幅7.0×奥行き2.3×高さ7.5cmときわめて小さいのです。標準サイズである4.7インチのiPhoneと比較すると、横幅はほぼ同じ、高さは約半分と実にコンパクトなつくりとなっています。折りたたんだ本体がピッタリと収まるABS樹脂製の収納ケースも付属します。レンズを傷つける心配をせずに、持ち運べるのは便利です。スマホの装着機構は非常に簡易的で、折りたたんだレンズ部分を広げ、本体中央にあるフック状のバー下部分を引っ張り、そこにスマートフォンを挟みます。下部分はバネ機構になっているため、これでスマホを固定する仕組みとなっています。ずり落ち防止のためか、バネの力は若干強めです。

スマホ用「NARUTO × BORUTO 忍者BORUTAGE」配信決定

バンダイナムコエンターテインメントは、Android/iOS用砦アクション忍者バトル「NARUTO × BORUTO 忍者BORUTAGE」を2017年に配信します。基本料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制となります。「NARUTO × BORUTO 忍者BORUTAGE」には、スマホ用ゲームとしては初登場となる、TVアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENARATIONS」と「NARUTO-ナルト- 疾風伝」のキャラクターが登場します。自分だけの“砦”を創り、ライバル達の“砦”を攻める、アクションとストラテジー(戦略)が表裏一体となった新しいゲーム体験が楽しめるのです。配信決定にあわせて、事前登録ページにて事前登録受付けを開始した。事前登録すると、登録者数に応じて「うずまきボルト」などの特典がプレゼントされます。其の壱ではNARUTOやBORUTOのキャラクター達の操作を美麗なグラフィックスで楽しめる忍者アクションが楽しめますよ。

ついに日本上陸、アマゾンとグーグルのAIスピーカー

米グーグルは10月4日、米サンフランシスコでイベントを開き、さまざまな消費者向け機器を発表しました。新型のスマートフォン、AI(人工知能)を利用するスピーカー型音声アシスタント機器、VR(仮想現実)用ヘッドセット、ワイヤレスイヤホン、新発想の小型カメラ、薄型ノートパソコンといった具合です。中でも筆者が注目したのは、スピーカー型AIアシスタント機器「Google Home」です。同社は昨年(2016年)11月に、同社のAIアシスタントサービス「Google Assistant」を搭載したこの機器を米国で発売したのですが、今回のイベントで、これをまもなく日本でも発売すると発表しました。またグーグルは、この日、Google Homeの姉妹製品として、小型モデルの「Google Home Mini」と、高音質の大型モデル「Google Home Max」も発表したのですが、このうち前者についても、日本で発売する計画となっています。グーグルは今年5月に同社のAIアシスタントサービスを日本語に対応させ、本格的に日本市場に参入するというわけなのです。

VR(バーチャルリアリティ)とAR(拡張現実)の違い

AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、「拡張」という言葉が指す通り、現実世界で人が感知できる情報に、「何か別の情報」を加え現実を「拡張」表現する技術やその手法のことです。視覚情報に、視覚だけでは感知できない情報を付加して表示するタイプのものが、事例としてはポピュラーです。例えば、スマホやタブレットのカメラ映像に表示される現実世界の映像に対して、位置情報などのデータや、実際にはその場にないはずの映像やCGを重畳させて表示するといったものです。一方で、バーチャルリアリティ。バーチャル(仮想)という言葉が、CGや「架空の世界」を連想させますが、空想の世界を作り上げ体験することだけが、「バーチャルリアリティ」ではありません。「バーチャルリアリティ」という言葉は、「バーチャル(仮想)」も含めたあらゆる空間表現を、「まるで現実(リアリティ)であるかのように」体験するための技術や取り組みの総称だと考えていいでしょう。