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通話は“スマホを振るだけ”――ドコモの新機能「スグ電」の仕組み

NTTドコモは、2016年夏モデの一部機種ににタッチ操作なしで通話できる「スグ電」機能を搭載しました。これは、通話の「応答」や「発信」、着信時の「切断」「消音・拒否」などの操作を画面をタップせずに行える機能です。NTTドコモ2016年夏モデルのテーマである”快適性アップ”の一環として採用した「発信」に必要だった4ステップの操作が振るだけになりました。スグ電機能をオンにすると(初期状態ではオフ)、近接センサー・ジャイロセンサー・加速度センサーを活用して端末の動きを検知し、シチュエーションに合わせて電話の各操作をサポートします。発信する場合は、スグ電機能をオンにしてあらかじめかけたい番号を登録しておき、端末を軽く振ると画面に案内が出て、その状態で端末を耳に当てると自動で発信が始まる仕組みとなっています。本来なら、この操作には「ロック解除」→「通話アプリをタップ」→「番号選択」→「発信」と、通常4ステップが必要なのですが、「スグ電」機能を使えば画面を点灯させて振るだけで通話を始められるわけです。頻繁に電話をかける相手がいる人には便利な機能といえるでしょう。振って通話する際は左右どちらの耳に端末を当てたかも判別し、それぞれに別の番号を登録できるのでよく通話する人が2人いても使い分けられるのです。かかってきた電話に応答するには、着信画面で端末を耳に当てるだけでよく、通話中に机などの平らな面に端末を伏せれば通話を終了でき、着信中の端末を机に伏せるだけで消音・拒否もできます。