「AQUOS EVER SH-02J」(シャープ製)は、2016年11月上旬に発売されたAndroidスマートフォンです。2015年夏モデルに登場した先代の「AQUOS EVER SH-04G」に続き、ミドルクラスの機種に位置付けられます。本体の実質価格は2万円前半のビジネス向けモデルというところです。前モデルのSH-04Gは三辺狭額縁のEDGESTで、やや角張ったデザインを採用していましたが、SH-02Jは前面に2.5Dガラスを採用し、側面・背面も全体的に丸みを帯びたデザインとなっています。背面はマット仕上げの樹脂製で、背面・側面が一体となったバスタブ構造で、ガラス製の前面と樹脂製の側背面の2パーツで構成されるシンプルなデザインとなっています。ボタン類は右側面に集中していて、音量キーと電源キー、指紋認証センサーがあります。指紋認証センサーは前モデルにはなかった新機能のひとつで、スリープ状態からでも指を置くだけでスリープを解除し、認証してロックを解除できます。側面の指紋認証センサーは、画面に対して垂直からやや背面側に傾いて配置されて、左右どちらの手でも、本体を握ったとき、指が自然にセンサーに触れやすいようになっています。ディスプレイは約5インチ/HD(1280×720)解像度と、サイズ・解像度は前モデルと同等ですが、新たにIGZO液晶を採用することで省エネ性能が向上しています。
Huaweiのフラグシップスマホ「HUAWEI Mate 9」は、5.9型ディスプレイに最新のプロセッサ「Kirin960」や4000mAhバッテリーを搭載し、ライカと共同開発したカメラはさらに進化しています。HUAWEI Mate 9は、パフォーマンスやカメラ機能を強化したHuaweiのフラグシップモデルで、5.9型のフルHD(1080×1920ピクセル)ディスプレイを搭載しながら、狭額縁設計によって幅を約78.9mmに抑えています。「HUAWEI P9」から引き続き、ライカと共同開発したデュアルカメラを搭載し、色彩情報はRGBセンサーで、ディテール/陰影情報はモノクロセンサーで取り込むことで、鮮明かつ深みのある描写を可能としました。撮影中と撮影後に絞り値を変更してボケ味のある写真を撮れる「ワイド・アパーチャ」や、モノクロセンサーのみを使ったモノクロ写真の撮影機能も継承しています。さらに、静止画と動画どちらも光学式手ブレ補正に対応し、暗い場所でもより手ブレを抑えて撮影でき、動画は4Kサイズの撮影も可能になりました。AF(オートフォーカス)は、赤外線を照射して被写体との距離を測る「レーザーAF」、2つのカメラの視差から被写体との距離を測る「デプスフォーカス」、明暗差が大きいところにピントを合わせる「コントラストフォーカス」に加え、画素をピント合わせに使う「像面位相差フォーカス」を新たに採用し、これら4つのAF技術により、素早く、かつ正確にピントを合わせられることに注力しています。