Archive for 1月, 2018

ユニバーサル、音楽プロモにVR/ARを本格導入。Withinと提携して次世代のミュージックビデオへ

ユニバーサルミュージックグループが、VRスタートアップのWithinとの提携により所属アーティストの音楽作品に関連するAR/VRコンテンツ製作を行うことを発表しました。これはMTVからYouTubeへと移行したミュージックビデオ(MV)の新形態となるかもしれません。ユニバーサルとWithinは最近、ケミカル・ブラザーズの「Under Neon Lights」をWebVRを利用したVRコンテンツに仕立て上げ、臨場感と没入感をファンに提供していました。さらにOneRepublicのシングル曲”Kids”の360度VRバージョンも制作しました。このパートナーシップを拡大する格好で、両社はユニバーサルミュージック契約アーティストの新作プロモーションに大々的にAR/VRを取り入れていく方針ということです。発表では、WithinがiOS、Androidといったスマートフォン向けやOculus Rift、HTC Vive、Sony PSVR、Google DaydreamといったVRコンテンツゴーグル向けのアプリをWithinが用意されるということです。

シンガポールが国土を丸ごと「3Dデータ化」する理由

バーチャル・シンガポールがスタートしたのは2014年。リー・シェンロン首相が推進する、デジタル技術を活用して国民の生活を豊かにする構想「スマートネイション」の一環です。プロジェクトを主導するのは、シンガポールの政府機関である国立研究財団(NRF)、シンガポール土地管理局(SLA)、情報通信開発庁(IDA)。また、ソフトウェア開発の仏Dassault Systemes(ダッソー・システムズ)が民間企業として唯一参加し、3Dモデル上でさまざまな都市向けシミュレーションが可能なアプリ「3D EXPERIENCity」を提供しています。仏Dassault Systemes(ダッソー・システムズ)で3D EXPERIENCity事業のバイス・プレジデントを務めるアレクサンドル・パリルシアン氏に話では、「仮想空間上に都市を再現し、3Dモデル上でさまざまなシミュレーションができるアプリを導入することで、道路やビルを新設した場合の車の流れの変化や、工事の進行度を可視化できる。こうした情報は、異なる省庁のスタッフがリアルタイムで共有できるため、渋滞緩和策の立案や工事の効率化につなげられる」だそうです。